

「ぱらぱらマンガ」と聞いて、昔懐かしの雑誌の右下隅に描かれていたものを想像して行ったらとんでもない。それはそれは素敵な作品がずらりと並んでいました。いずれもイラストレータや人形制作者として第一線でご活躍をされている皆さんが、その創造力を活かして思いもよらぬ作品群を生み出していました。

いずれも手作り感溢れる作品ばかりで、ある種「電子書籍にはできないなぁ」といった印象の作品ばかりだったのですが、その中で特に驚いたのがこちら。といっても箱自体がぱらぱらマンガなのではなく本体はその手前にあるのですが、箱の中で見るというのがミソ。外で見て想像し、中で見て楽しむ。どんなものなのかここでは書きませんが、暗箱の中で浮かび上がるイメージには、思わず「おお〜っ」と言ってしまいました。
また、会場には子供たち(大きな子供も含む、ですが)にもぱらぱらマンガを作ってもらう体験コーナーもあり、日曜だということもあってお客さんは満員御礼。会場に来ていたアーティストの皆さんが忙しそうに、でも楽しそうに対応をされていました。
このイベントは、吉祥寺と阿佐ヶ谷で2度に分けて開催されます。前期の吉祥寺は12日で終わってしまったのですが、後期の阿佐ヶ谷は6月25日から7月8日までの2週間に亘って開催されます。場所はJR阿佐ヶ谷駅と東京メトロ南阿佐ヶ谷駅の間にある杉並リボン館、時間は9:00〜18:00です。お時間ある方は是非。
(松)
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