2011年01月19日

片腕マシンガールに見る爽快感

このところ空き時間をひたすら映画鑑賞に充てています。

「片腕マシンガール」ご存知の方も多いと思いますが
海外資本によって製作された井口昇監督のスプラッター
映画(2007年)です。

http://www.spopro.net/machinegirl/

実は私、80年代スプラッター映画全盛期以来20年振りの
キワモの映画体験でした。関心はあったものの当時、
宮崎勤の事件以降、このジャンルの映画は何か後ろめた
い雰囲気があり良識ある大人(笑)として敬遠していま
した。

そんなとき編集者として海外発売の上での自主規制を
考える上で参考になるかと思い切って手に取ったのです
が、本編が始まる前の「HOW TO MACHINE GIRL」という
前置きのコーナーがありそれを見て愕然としたのでした。

「血がフキダシたり、首が飛んだら拍手をしましょう」
とか「食べ物を食べながら観ましょう」とか何故スプラ
ッター映画でと思うようなコメントが入るのです。

しかし本編を見てその謎はすんなり氷解したのでした。
見た事も無いほど残虐なシーンの連続なのに、恐怖や
嫌悪感を感じないのです。むしろコミカルで爽快感を
感じる。だんだん血の赤がPOPなカラーに見えてくる。
(もちろんどのように感じるかは個人差があります)

これはどうも井口監督のセンスなのであるが、時代と
ともにスプラッター映画の概念が変わったのだなと認
識をあらたにしたものでした。
私も学生時代ビデオ映画を撮っていましたが、何かそ
のころの熱い思いが湧き上がってきました。

誰にでもお薦めできる作品とは言えませんが、表現上
の制約が大きいと思っていたアメリカでカルトムービ
ーとして大ヒットしたこと。多くの監督が影響を受け
たことを考えると無視出来ない作品です。
                   (カンチ)
posted by コミクラブログ at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 編集部の日常
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